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薬剤

薬剤師国家試験 第105回 問169

169 / 345

薬物の吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 4, 5

口腔粘膜からの薬物吸収は、一般に受動拡散によって起こるが、その吸収速度は部位により異なり、舌下粘膜で大きい。 / 直腸下部からの薬物吸収は、門脈や肝臓を通過せずに全身循環に移行するため、肝初回通過効果を回避できる。14

口腔粘膜からの薬物吸収は一般に受動拡散によって起こり、粘膜が薄く血流に富む舌下部位では吸収速度が大きいため選択肢4は正しい。直腸下部の静脈は門脈を経由せず直接下大静脈に還流するため、直腸下部からの吸収では肝初回通過効果を回避できるため選択肢5も正しい。抗コリン薬は胃内容排出を遅延させる作用を持つため併用薬の最高血中濃度到達時間はむしろ延長し、鼻粘膜は血流に富み比較的高分子薬物の吸収にも利用される部位であり、皮膚の角質層は薄いが緻密な構造により経皮吸収の最大の障壁となる層であるため、選択肢1~3は誤りである。

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