薬剤師国家試験 第105回 問168
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47 歳男性。身長 172 cm、体重 85 kg。38 歳時より高血圧を指摘され、下 記処方にて治療を受けていた。日常、ビールを飲むことが多い。 (処方) カンデサルタンシレキセチル錠 8 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 子供の運動会で短距離走に出場した。運動会終了後、懇親会にて飲酒した次の 日、右足母趾の腫脹と痛みを認めた。その後、痛みは徐々に増悪し、患部の赤く腫 大した状態が 2 日間持続していると訴え受診した。 12 精査の結果、この患者では左腎結石を認め、以下の検査結果が得られた。 検査値:血 圧136/86mmHg、空腹時血糖値110mg/dL、HbA1c6.1%(NGSP値)、 LDL–C 140 mg/dL、TG(トリグリセリド)210 mg/dL、 血清クレアチニン値1.1mg/dL、eGFR68mL/min/1.73m2、BUN21mg/dL、 尿酸値 10.5 mg/dL 患者が訴えている症状が寛解した後、その症状の再発を予防する目的で投与され る薬物に関する記述のうち、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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キサンチンオキシダーゼを阻害し、尿酸生成を抑制する。
痛風発作の再発予防では血清尿酸値を低下させることが重要であり、この患者は腎機能が保たれている一方、尿酸産生過剰型が疑われる病態であるため、キサンチンオキシダーゼを阻害して尿酸生成を抑制するフェブキソスタットなどの尿酸生成抑制薬が最も適切であり選択肢1が正解である。腎尿細管での尿酸再吸収阻害薬(尿酸排泄促進薬)は尿路結石の既往がある患者ではむしろ尿中尿酸排泄量が増加し結石を悪化させる恐れがあり、尿酸分解酵素薬は高尿酸血症の第一選択とはならず、シクロオキシゲナーゼ阻害薬やチュブリン重合阻害薬(コルヒチン)は急性発作の治療・予防に用いる薬剤であって尿酸値そのものを低下させる薬剤ではないため、選択肢2~5は適切でない。