生物
薬剤師国家試験 第106回 問223
223 / 345
35 歳女性。病院を受診したところ関節リウマチと診断され、以下の処方で 治療を開始することになった。 (処方 1 ) メトトレキサートカプセル 2 mg 9 時1 カプセル、21 時 1 カプセル( 1 日 2 カプセル) 毎週 火曜日 1 日 2 回 9 時、21 時 4 日分(投与実日数) (処方 2 ) メトトレキサートカプセル 2 mg 1 回 1 カプセル( 1 日 1 カプセル) 毎週 水曜日 1 日 1 回 9 時 4 日分(投与実日数) (処方 3 ) 葉酸錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 毎週 ( ) 4 日分(投与実日数) 26 処方箋を受けた薬剤師は、核酸代謝における処方 1 、 2 と処方 3 を併用すること の有用性について実務実習に来ている学生にわかりやすく説明するため、次に示す ような図を作成した。この図の説明として正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 1, 4
細胞増殖の際におこる DNA 合成において、Aが前駆体として使われる。 / 処方 3 に含まれる葉酸は、体内でジヒドロ葉酸還元酵素の作用を受けることでCとなり効果を示す。
経口摂取された葉酸(処方3)は体内でジヒドロ葉酸還元酵素の作用を受けて還元され、活性型であるテトラヒドロ葉酸(C)となることで核酸合成の補酵素として働く。前駆体Aは細胞増殖に伴うDNA合成に直接利用される物質であり、メトトレキサートはこの葉酸の活性化を担うジヒドロ葉酸還元酵素を阻害することで核酸代謝を抑制する。