薬理
薬剤師国家試験 第109回 問163
163 / 345
肝疾患、膵疾患及び胆道疾患の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正 しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 1, 5
フロプロピオンは、カテコール–O–メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害してノルアドレナリンの代謝を抑制することで、Oddi 括約筋を弛緩させる。 / ソホスブビルは、NS5B RNA 依存性 RNA ポリメラーゼを阻害することで、C 型肝炎ウイルス(HCV)の複製を抑制する。
フロプロピオンはカテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害してノルアドレナリンの分解を抑え、Oddi括約筋を弛緩させて胆道系の痙攣を緩和する鎮痙薬である。ソホスブビルはC型肝炎ウイルスのNS5B RNA依存性RNAポリメラーゼを直接阻害してウイルスRNAの複製を抑制する。ウルソデオキシコール酸は胆汁酸分泌を増加させてコレステロールをミセル化・溶解するため2は誤りであり、テノホビルが標的とするのはHBVの逆転写酵素でありNS5AはC型肝炎治療薬の標的であるため4も誤りである。