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不動産登記法

司法書士試験 (多肢択一式) 2021年度 午後 第12問

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登記の申請に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記1 から5までのうち,どれか。 ア 同一の不動産について,同時に二件(各登記権利者を異にする。)の所有権の移転請 求権を保全するための仮登記の申請があった場合には,これらの申請は同一の受付番 号を付して受け付けられるとともに,いずれの申請も同時に却下される。 イ 登記官の配偶者であった者が登記の申請人であるときは,当該登記官は,当該申請 に係る登記をすることができる。 ウ 抵当権の設定の登記について,その申請人が登記識別情報を提供できないために登 記義務者に対して事前通知をする場合において,当該登記義務者の住所について変更 の登記がされているときは,登記官は,当該登記義務者の登記記録上の前の住所に宛 てて,当該登記の申請があった旨を通知しなければならない。 エ 登記官が,登記の申請において提供された添付情報から,登記の申請人となるべき 者以外の者が申請していると疑うに足りる相当な理由があると認めた場合において, 当該申請人又はその代表者若しくは代理人が遠隔の地に居住しているときは,登記官 は,他の登記所の登記官に当該申請人の申請の権限の有無の調査を嘱託しなければな らない。 オ 書面申請をした申請人は,申請に係る登記が完了するまでの間,申請書及びその添 付書面の受領証の交付を請求することができる。

正解と解説

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正解 2

アオ

アは同一不動産について同時に二件の所有権移転請求権保全の仮登記の申請があった場合、同一の受付番号を付して受け付けた上でいずれも同順位で登記することができないため双方が却下される取扱いであり正しい。オは書面申請をした申請人が登記完了までの間、申請書及び添付書面の受領証の交付を請求できるので正しい。イは登記官の配偶者であった者が申請人であるときも登記官は除斥され当該登記をすることができないため誤り。ウは事前通知に伴う前住所への通知は所有権に関する登記の場合に限られ、抵当権の設定の登記では要しないため誤り、エは他の登記所の登記官への調査の嘱託は「することができる」とされているにとどまり義務ではないため誤りである。

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