本文へスキップ
Certia
一般問題

医師国家試験 第109回 問368

368 / 500

33歳の初産婦。妊娠41週0日。陣痛発来のため入院した。入院後、陣痛は次第 に増強し、陣痛発来後16時間で2,630gの女児を正常経腟分娩した。児娩出後15 分で胎盤を自然娩出した。第2度会陰裂傷に対し縫合を行った。産褥1日、周期的 に下腹部痛があり排尿時に裂傷部に違和感があるという。また分娩後から排便がな く心配だという。意識は清明。体温37.2°C。脈拍80/分、整。血圧100/76mmHg。 子宮底は臍下1cmで硬である。両下肢に浮腫を認めるが、発赤や圧痛はない。乳 房緊満感を認めない。内診で子宮に圧痛はなく、悪露は赤色である。会陰裂傷の創 部はやや浮腫状だが、圧痛はない。 説明として正しいのはどれか。

正解と解説

表示する
正解 e

「下腹部の痛みは子宮収縮による後陣痛なので心配ありません」

産褥1日の周期的な下腹部痛は、子宮復古に伴う子宮収縮による後陣痛で生理的な現象です。子宮底が臍下1cmで硬く触れ、赤色悪露で圧痛がないことも順調な経過を示します。産褥早期は腸蠕動の低下や会陰部痛でしばらく排便がないことは珍しくなく、乳汁分泌の本格化も産褥2〜3日以降であり、下肢の浮腫も発赤・圧痛がなければ生理的な範囲です。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。