医師国家試験 第109回 問374
72才の男性。全身倦怠感を主訴に来院した。 現病歴 : 7日前に自宅を出たところでつまずいて転倒し、腰痛が生じたため自宅 近くの診療所にて鎮痛薬を処方されて頻回に服用していた。3日前から全身倦怠感 と食欲低下とを自覚していたが、今朝になり食事がとれなくなったため家族に付き 添われて受診した。 既往歴 : 中学生時に虫垂炎。高血圧症、糖尿病および脂質異常症で内服治療中。 生活歴 : 喫煙は60歳まで20本/日を40年間。12年前から禁煙している。飲酒 は機会飲酒。 家族歴 : 父親が肺癌で死亡。母親が脳卒中で死亡。 現 症 : 意識レベルはJCSI-1。身長160cm、体重66kg。体温36.4°C。脈拍 52/分、整。血圧120/60mmHg。呼吸数18/分。SpO 98%(room air)。眼瞼結膜 と眼球結膜とに異常を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常 を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。浮腫を認めない。 検査所見 : 血液所見:赤血球383万、Hb11.0g/dL、Ht34%、白血球8,400、 血小板22万。血液生化学所見:総蛋白7.0g/dL、アルブミン3.5g/dL、総ビリ ルビン0.9mg/dL、AST34IU/L、ALT42IU/L、LD341IU/L(基準176〜353)、 ALP281IU/L(基準115〜359)、c-GTP48IU/L(基準8〜50)、アミラーゼ74IU/L (基準37〜160)、CK162IU/L(基準30〜140)、尿素窒素32mg/dL、クレアチニン 1.6mg/dL、尿酸8.4mg/dL、血糖124mg/dL、HbA1c6.8%(基準4.6〜6.2)、 Na138mEq/L、K7.8mEq/L、Cl108mEq/L。CRP0.3mg/dL。 直ちに行うべき検査はどれか。