一般問題
医師国家試験 第110回 問173
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23歳の初妊婦。発熱を主訴に来院した。現在、妊娠15週。3日前から下腹部の 違和感と排尿時痛とを認め、昨日から38.4°Cの発熱が出現した。既往歴に特記す べきことはない。意識は清明。体温38.8°C。脈拍100/分、整。血圧118/68 mmHg。呼吸数20/分。右肋骨脊柱角に叩打痛を認める。尿Gram染色でGram陰 性桿菌を認めた。 投与すべき抗菌薬はどれか。
正解と解説
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正解 a
セフェム系
妊娠中の急性腎盂腎炎で、尿のGram染色でGram陰性桿菌を認めることから大腸菌などの腸内細菌が原因と考えられます。妊婦にも安全に使用でき腸内細菌にも有効なセフェム系抗菌薬が第一選択です。ニューキノロン系は軟骨障害、テトラサイクリン系は歯の着色と骨形成障害、アミノグリコシド系は胎児の第VIII脳神経障害の懸念から妊婦には避けます。