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Certia
一般問題

医師国家試験 第110回 問175

175 / 500

76歳の男性。発熱を主訴に来院した。10年前から慢性閉塞性肺疾患のため抗コ リン薬とβ 刺激薬とを吸入している。喫煙は20本/日を46年間。3日前から発 熱、咳嗽および膿性痰が出現したため受診した。意識は清明。体温38.5°C。脈拍 108/分、整。血圧102/62mmHg。呼吸数24/分。両側の胸部に軽度のwheezesを 聴取する。白血球8,200(桿状核好中球4%、分葉核好中球84%、単球2%、リン パ球10%)。CRP7.3mg/dL。胸部エックス線写真(別冊No. 1A)と喀痰のGram 染色標本(別冊No. 1B)とを別に示す。 原因菌はどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 e

Moraxella catarrhalis別 冊No. 1 A、B

長期喫煙歴のあるCOPD患者に発熱と膿性痰が出現しており、COPDの感染増悪です。喀痰Gram染色でGram陰性の双球菌が好中球とともに多数認められる像はMoraxella catarrhalisに合致します。肺炎球菌はGram陽性の双球菌、黄色ブドウ球菌はGram陽性のブドウの房状球菌として観察され、形態と染色性で鑑別できます。

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