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Certia
必修問題

医師国家試験 第111回 問268

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34歳の初産婦。妊娠38週5日に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過 は順調であった。午前6時に10分周期の痛みを伴う規則的な子宮収縮が始まった ため、午前6時30分に受診した。来院時の内診所見で子宮口は4cm開大、卵膜 を触知し、児頭下降度はSP+1cm、3時方向に小泉門を触知した。Leopold診察法 で児背を母体の左側に触知した。入院後、同日の午後4時に子宮口が全開大し、午 後4時15分に自然破水、午後4時40分に児頭が発露した。午後4時49分、児の 顔が母体の後方を向く方向から母体の右方を向く方向に回旋しながら児頭が娩出さ れ、午後4時50分に児の全身が娩出された。分娩経過中の胎児心拍数陣痛図には 異常を認めなかった。児は男児で出生体重は3,360gだった。頭部に骨重積を認め た。午後5時に胎盤が自然に娩出された。分娩時出血量は420mLだった。 この分娩の経過について正しいのはどれか。

正解と解説

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正解 a

適時破水である。

子宮口が全開大した後に卵膜が破れて羊水が流出するものを適時破水といい、本例では午後4時に全開大した後の午後4時15分に破水しているため適時破水にあたります。児背が母体左側にあるので第1胎向、小泉門が3時方向であることから第1前方後頭位で、分娩所要時間は陣痛発来の午前6時から胎盤娩出の午後5時までの11時間であり、出血量420mLは正常範囲です。骨重積で先進側の頭頂骨が後方側の下に入り込む向きも選択肢と一致しません。

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