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Certia
必修問題

医師国家試験 第111回 問259

259 / 500

45歳の男性。呼吸困難のため救急車で搬入された。自殺目的で台所にある洗浄 剤(水酸化ナトリウム)を大量に内服したが、すぐに嘔吐した。その後、自宅近くの 診療所を受診したが呼吸困難と喘鳴が出現したため搬送された。意識は清明。身長 156cm、体重53kg。体温37.8°C。心拍数84/分、整。血圧124/70mmHg。呼吸 数30/分。SpO 96%(鼻カニューラ 3L/分 酸素投与下)。眼瞼結膜と眼球結膜と に異常を認めない。口腔内は発赤し口唇は腫脹している。咽頭から喉頭は浮腫状で ある。前胸部でstridorを聴取する。心音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、 肝・脾を触知しない。腸雑音はやや亢進している。 まず行うべきなのはどれか。

正解と解説

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正解 c

気道の確保

強アルカリである水酸化ナトリウムの誤飲により咽頭・喉頭に腐食性の浮腫が生じ、stridorと呼吸困難を認めることから、気道閉塞が切迫しています。浮腫が進行すると挿管も困難になるため、まず気管挿管などによる確実な気道確保を最優先で行います。腐食性物質では胃洗浄や催吐は食道・胃穿孔の危険があり禁忌で、中和目的の牛乳飲用も推奨されません。

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