必修問題
医師国家試験 第111回 問260
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22歳の男性。頸部の皮疹を主訴に来院した。3か月前に頸部に痒みを伴う皮疹 が出現し、次第に拡大した。病変部から鱗屑を採取し、苛性カリ〈KOH〉直接鏡検 法で観察した。頸部の写真(別冊No. 9A)を別に示す。 別に示す標本(別冊No. 9B1〜5)のうち、この患者のものと考えられるのはど れか。


正解と解説
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正解 b
2
痒みを伴い環状に拡大する頸部の皮疹で、鱗屑のKOH直接鏡検を行う状況は体部白癬を疑ったものです。陽性所見では分枝し隔壁をもつ糸状の菌糸が角質層内に観察され、これが診断の決め手となります。カンジダでは仮性菌糸と出芽酵母、癜風では短い菌糸と胞子の集塊が混在する像となり、鏡検所見で鑑別できます。