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Certia
必修問題

医師国家試験 第111回 問263

263 / 500

61歳の男性。人間ドックでPSA23.0ng/mL(基準4.0以下)を指摘され来院し た。自覚症状はない。家族歴は父親が前立腺癌で死亡。直腸指診で前立腺左葉に硬 結を触知する。経直腸超音波検査で前立腺左葉に低エコー領域を認める。前立腺針 生検で8か所中2か所に低分化腺癌(Gleason score5+4)を認める。 この患者に説明する内容として正しいのはどれか。

正解と解説

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正解 c

遺伝的要因が疑われる。

前立腺癌は家族歴のある人で発症リスクが高まることが知られており、父親が前立腺癌で死亡している本例では遺伝的要因の関与が疑われます。針生検で癌が確認され直腸指診でも硬結を触れる臨床癌であり、他疾患の手術標本で偶然見つかる偶発癌ではありません。前立腺癌は腺上皮由来の上皮性腫瘍で、転移は骨(特に造骨性の脊椎転移)と所属リンパ節に多い点も押さえておきます。

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