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Certia
必修問題

医師国家試験 第111回 問267

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1か月の乳児。発熱を主訴に両親に連れられて来院した。本日から38°C台の発 熱を認めたため夜間の救急外来を受診した。咳や鼻汁などの気道症状はなく、嘔吐 や下痢もない。しかし、何となく元気がなく泣き声も弱々しい。哺乳量も普段の半 分程度であるという。在胎39週、2,980gで出生した。昨日までは機嫌がよく、 母乳栄養で体重増加は良好であった。咽頭は発赤を認めず、心音と呼吸音とに異常 を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。大泉門は平坦である。体温 38.5°C。脈拍140/分、整。呼吸数40/分。血液所見:赤血球380万、Hb12.6 g/dL、白血球3,500、血小板25万。血液生化学所見:総ビリルビン5.3mg/dL、 直 接 ビ リ ル ビ ン0.2mg/dL、AST48U/L、ALT44U/L、LD697U/L (基 準 314〜737)、ALP836U/L(基準413〜1,080)、尿素窒素10mg/dL、クレアチニン 0.2mg/dL、血 糖64mg/dL、Na138mEq/L、K4.3mEq/L、Cl105mEq/L。 CRP0.3mg/dL。 両親に対する説明として適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 b

「重症感染症の疑いがあります」

生後1か月の乳児で発熱に加えて活気低下、泣き声が弱い、哺乳量の減少がみられる場合は、敗血症や細菌性髄膜炎、尿路感染症など重症細菌感染症を強く疑う必要があります。この月齢では局所症状に乏しく、白血球数が3,500と低値であることはむしろ重症感染症を示唆する所見で、CRPも発症早期には上昇しません。血液・尿・髄液培養を含む敗血症検索と入院管理が必要であり、翌日の受診や解熱薬での経過観察は不適切です。

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