一般問題
医師国家試験 第113回 問169
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68歳の男性。皮膚の黄染と食欲不振を主訴に来院した。精査の結果、閉塞性黄 疸を合併する膵頭部癌と診断された。身長168cm、体重53kg か月間で kgの 体重減少 。体温36.6°C。脈拍76/分、整。血圧110/78mmHg。呼吸数16/分。 血液所見:赤血球398万、Hb11.9g/dL、Ht39%、白血球7,400、血小板34万。 血液生化学所見:総蛋白6.0g/dL、アルブミン3.4g/dL、総ビリルビン2.7 mg/dL、AST56U/L、ALT48U/L、γ-GTP76U/L 基準 〜50 、尿素窒素13 mg/dL、ク レ ア チ ニ ン0.4mg/dL、血 糖84mg/dL、HbA1c6.0% 基 準 4.6〜6.2 、総コレステロール194mg/dL、トリグリセリド78mg/dL、アミラー ゼ96IU/L 基準37〜160 、CEA7.5ng/mL 基準 以下 、CA19-9 107U/mL 基 準37以下 。内視鏡的に閉塞部胆管にステントを留置し、黄疸の軽減を待って膵頭 十二指腸切除術を施行することとなった。 この患者の周術期について正しいのはどれか。
正解と解説
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正解 c
術後早期は高血糖を呈しやすい。
手術侵襲によりカテコラミンやコルチゾール、炎症性サイトカインが分泌され、インスリン抵抗性と糖新生の亢進が生じるため、術後早期は高血糖を呈しやすくなります。近年の周術期管理では長時間の絶飲食は行わず、術前の経口補水や早期の経腸栄養、十分な疼痛緩和がむしろ回復を促進するとされています。術前のサルコペニアは術後合併症や在院日数に影響する重要な予後因子です。