一般問題
医師国家試験 第115回 問367
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救急外来で小児を診察した研修医から指導医への報告を以下に示す。 研修医:「6歳の女児です。昨日から腹痛が持続するということで来院されました。 膝関節も少し痛むということです。2週前に上気道炎で自宅近くの診療所 を受診されていました。発熱、下痢や嘔吐はありません」 指導医:「患児の外観はどうですか」 研修医:「腹痛があり少し苦悶様です」 指導医:「腹部所見はどうですか」 研修医:「臍周辺の圧痛を認めます」 指導医:「他の診察所見はどうですか」 研修医:「胸部聴診上、異常所見なく、咽頭発赤もありません」 指導医:「体幹に発疹はありますか」 研修医:「ありません」 指導医:「下ˆに発疹はありませんでしたか」 研修医:「あ、下ˆはみていません」 指導医:「下ˆでは、まずどのような所見を確認しますか」 これに続く研修医の返答として最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 a
「紫斑の有無を確認します」
先行する上気道炎の後に腹痛と関節痛をきたす小児では、IgA血管炎(Henoch-Schönlein紫斑病)を考えます。触知可能な紫斑が下腿伸側や殿部に優位に出現するのが特徴で、腹部症状が皮疹に先行することもあるため、下腿の紫斑の有無を確認することが診断の鍵になります。