問384 / 400
医師国家試験 第116回 問384
一般問題
42歳の男性。工場の爆発事故で受傷し、強い息苦しさのため救急車で搬入された。 現病歴 : 工場で爆発事故が発生して受傷し、救急車で搬入された。崩落した機器 に右下肢が挟まれた。受傷から1時間で救出され、病院に到着した。 既往歴 : 生来健康であった。 生活歴 : 喫煙は40本/日を22年間。飲酒は日本酒2合/日を22年間。 家族歴 : 父親が高血圧症で治療中である。 現 症 : 意識レベルはJCSII-10。身長174cm、体重78kg。体温37.2°C。心拍 数136/分、整。血圧80/60mmHg。呼吸数32/分。SpO 94%(リザーバー付マス ク10L/分 酸素投与下 。頭髪と鼻毛は焼失している。眼瞼結膜は蒼白であり、 眼球結膜に異常を認めない。口腔内と咽頭の粘膜は煤が付着し、浮腫状である。嗄 声がみられる。頸静脈の怒張はない。右上腕部と右大腿部の変形がみられる。右大 腿部開放創からの活動性出血が著しかったため、病院前救護においてタニケットを 使用した止血が行われ、すでに止血している。心音に異常を認めない。呼吸音に左 右差を認めないがwheezesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。 検査所見 : 動脈血ガス分析(リザーバー付マスク10L/分 酸素投与下 :pH 7.30、PaCO 30Torr、PaO 84Torr、HCO −18mEq/L。血中一酸化ヘモグロビ 2 2 3 ン濃度15%(基準1以下 。胸部エックス線写真で両側にびまん性浸潤影がみられ る。骨盤エックス線写真に異常を認めない。大腿部および上腕部エックス線写真で 右大腿骨骨折と右上腕骨骨折を認める。 写真(別冊No. 16 1〜5 を別に示す。 この患者の気道確保で用いる器具はどれか。

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