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Certia
一般問題

医師国家試験 第117回 問247

222 / 400

65歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。最近ふらつくことが多くなり、家族 に顔色が悪いことを指摘されるようになった。ふらつきは日中は目立たないが、夕 方から夜に、特に暗い場所でひどくなる。55歳時に胃癌で胃全摘術を受けた。再 発がないため外科通院を 5 年前から中断していた。脈拍96/分、整。血圧 118/76mmHg。血液所見:赤血球280万、Hb10.2g/dL、MCV114fL、白血球 4,800、血小板21万。頭部MRIで異常所見を認めない。 この患者の神経所見として正しいのはどれか。

正解と解説

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正解 d

Romberg徴候が陽性である。

胃全摘後は内因子が失われるため回腸末端でのビタミンB12吸収ができなくなり、体内貯蔵が枯渇する数年後に大球性貧血(MCV114fL)と亜急性連合性脊髄変性症を発症します。後索が障害されると深部感覚が失われ、視覚による代償が効かない閉眼時や暗所でふらつきが強まるため、Romberg徴候が陽性となります。小脳失調や錐体路徴候ではないため測定障害やBarré徴候は認めず、末梢神経障害を伴うためアキレス腱反射はむしろ低下します。

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