本文へスキップ
Certia
一般問題

医師国家試験 第117回 問283

258 / 400

57歳の女性。咳嗽、呼吸困難および発熱を主訴に来院した。昨年も8月に同様 の症状で入院し、入院後治療せずに軽快している。1週間前から症状が増悪したた め救急外来を受診した。体温37.8°C。脈拍92/分、整。血圧112/70mmHg。 SpO 92%(room air)。呼吸音は両側でfine cracklesを聴取する。血液所見:赤血 球335万、Hb12.8g/dL、Ht33%、白血球7,400、血小板15万。血液生化学所 見:AST25U/L、ALT28U/L、LD280U/L(基準120〜245)、 クレアチニン 0.5mg/dL。CRP5.8mg/dL。胸部単純CTで浸潤影、すりガラス陰影および小葉 中心性陰影を認めた。 この患者の所見として誤っているのはどれか。

正解と解説

表示する
正解 a

KL-6低下

毎年夏季に発症し、入院して原因環境から離れるだけで軽快するという経過は、Trichosporon asahiiを抗原とする夏型過敏性肺炎に典型的です。びまん性の間質性病変を反映してKL-6は上昇し、拘束性換気障害を呈し、気管支肺胞洗浄液ではリンパ球増加とCD4/CD8比の低下を認めます。したがってKL-6低下は誤りで、抗Trichosporon asahii抗体の陽性が診断の決め手となります。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。