一般問題
医師国家試験 第117回 問396
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40歳の女性。食後、数時間で起こる動悸、発汗および手の震えを主訴に来院し た。症状は朝食後の外出時に経験することが多く、摂食で改善する。身長 160cm、体重65kg。体温36.1°C。脈拍64/分、整。血圧128/84mmHg。甲状腺 腫と頸部リンパ節とを触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平 坦、軟で、肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白(−)、糖(−)。血液生化学所見:総 ビリルビン0.6mg/dL、AST32U/L、ALT48U/L、尿素窒素18mg/dL、クレア チニン0.5mg/dL、空腹時血糖112mg/dL、HbA1c5.6%(基準4.6〜6.2)。 この患者の症状出現時に増加していることが予想されるホルモンはどれか。3つ 選べ。
正解と解説
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正解 a, b, c
グルカゴン / アドレナリン / コルチゾール
食後数時間で動悸、発汗、手指振戦が出現し、摂食で改善する経過は反応性(食後)低血糖に典型的です。低血糖時にはインスリン拮抗ホルモンであるグルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモンが分泌されて血糖を上げようとします。動悸や発汗、振戦といった警告症状はアドレナリンなど交感神経系の反応によるものです。