本文へスキップ
Certia
一般問題

医師国家試験 第117回 問397

372 / 400

53歳の男性。胸痛と悪心を主訴に救急車で搬入された。本日午前4時から胸痛 と悪心が出現した。午前8時ごろまで我慢していたが、症状が改善しないため救急 車を要請した。15年前から糖尿病、脂質異常症で自宅近くの診療所に通院してい る。喫煙は10本/日を33年間。身長168cm、体重75kg。心拍数72/分、整。血 圧126/60mmHg。呼吸数14/分。SpO 98%(リザーバー付マスク10L/分 酸素投 与下)。心音と呼吸音とに異常を認めない。来院時の12誘導心電図で、前胸部誘導 にST上昇を認めた。経胸壁心エコー検査で前壁中隔の壁運動低下を認め、左室駆 出率は40%であった。心筋トロポニンT迅速検査が陽性で急性前壁梗塞と診断し た。緊急冠動脈造影で左前下行枝に完全閉塞、左回旋枝に50%の狭窄を認めたた め、引き続き経皮的冠動脈形成術が行われ、左前下行枝にステントを留置した。血 清CKの最高値は、2,230U/L(発症8時間後)(基準30〜140)であった。 今後の心臓リハビリテーションの説明で適切なのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 a, e

「食事やお薬についても勉強していきましょう」 / 「胸痛や息切れが出現するようであればリハビリの強度を上げません」

心臓リハビリテーションは運動療法だけでなく、食事・服薬・禁煙といった包括的な患者教育と再発予防を含むプログラムです。また運動中に胸痛や息切れなどの症状が出現した場合は虚血の可能性があるため、それ以上強度を上げず中止・再評価します。急性期から早期離床を進めるのが原則で、2週間の安静臥床や一律に心拍数130/分を目標とする負荷は不適切です。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。