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Certia
一般問題

医師国家試験 第118回 問262

262 / 400

67歳の女性。発熱と腹痛を主訴に転院した。4週間前から重症急性膵炎の診断 で自宅近くの病院に入院していた。絶食、大量輸液および蛋白分解酵素阻害薬の治 療により改善したが、5日前から発熱と腹痛が出現し、抗菌薬投与で改善しないた め転院した。意識は清明。体温37.6°C。心拍数84/分、整。血圧128/80 mmHg。 呼吸数18/分。SpO 98%(room air)。心窩部に圧痛を認めるが反跳痛や筋性防御 を認めない。血液所見:赤血球430万、Hb11.9g/dL、Ht35%、白血球11,100、 血小板25万。血液生化学所見:アルブミン2.9g/dL、AST27U/L、ALT17 U/L、LD220U/L(基準124〜222)、アミラーゼ58U/L(基準44〜132)、尿素窒素 10mg/dL、クレアチニン0.5 mg/dL。CRP17mg/dL。腹部造影CT(別冊No. 25) を別に示す。 診断はどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 d

被包化膵臓壊死〈WON〉

重症急性膵炎の発症から4週間以上を経て、被膜に包まれた壊死組織と液体の貯留が形成され、発熱と著明な炎症反応の上昇を伴っており、感染を伴った被包化膵壊死(WON)と考えられます。内部に壊死組織を含む点が均一な液体貯留である膵仮性囊胞と異なり、感染例では内視鏡的経消化管ドレナージやネクロセクトミーが必要となります。

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