本文へスキップ
Certia
一般問題

医師国家試験 第118回 問263

263 / 400

7歳の男児。頻回の嘔吐と全身倦怠感を主訴に母親に連れられて来院した。新学 期がはじまり、易疲労感を自覚し食欲が低下していた。昨晩に嘔吐し食事を摂取で きていない。今朝から頻回の嘔吐があり、元気がなくなったため受診した。6歳か ら今回と同様の経過を数回繰り返し、1か月前に入院した病院で原因を精査した が、器質的異常は指摘されていない。意識は清明。顔面蒼白。身長121cm、体重 21kg。体温36.3°C。脈拍124/分、整。血圧100/68mm/Hg。呼吸数30/分。 SpO 98%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、腸 蠕動音は減弱し、皮膚ツルゴールは低下している。尿所見:ケトン体3+。 この患者の静脈血ガス分析(room air)の所見はどれか。 PCO HCO − Na K Cl 2 3 (Torr) (mEq/L)(mEq/L)(mEq/L)(mEq/L)

正解と解説

表示する
正解 a

7.22 35 14 140 4.3 105

食思不振と頻回の嘔吐が続いた小児で尿ケトン体3+を認め、飢餓によるケトン体産生亢進(ケトン性低血糖症・周期性嘔吐症)が考えられます。したがってpHとHCO3が低下し、アニオンギャップが開大した代謝性アシドーシスに、呼吸性代償によるPCO2低下を伴う所見となります。Na140、Cl105、HCO3 14ではアニオンギャップが約21と開大しています。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。