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Certia
一般問題

医師国家試験 第120回 問180

180 / 400

72歳の女性。下部消化管内視鏡検査を希望して来院した。6か月前の健康診断 で便潜血陽性を指摘されたが、自覚症状がなく精密検査は受けていなかった。1か 月前から便秘がちとなり、3日前から腹部膨満が出現した。昨日から悪心があり、 食事量が減っている。今朝排ガスはあったが、排便はない。腹部は膨隆し、腸雑音 は亢進している。 この患者に下部消化管内視鏡検査を検討するにあたり、適切な対応はどれか。

正解と解説

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正解 d

腹部エックス線撮影を行う。

便潜血陽性を放置した後に便秘の増悪、腹部膨満、悪心が出現し、腸雑音が亢進していることから、大腸癌などによる大腸の狭窄・腸閉塞が疑われます。この状態で腸管洗浄液を内服させると腸管内圧が上昇して穿孔を起こす危険があるため、まず腹部エックス線撮影で拡張腸管やニボー、腸管ガスの分布を確認し、閉塞の有無と程度を評価することが適切です。バリウムを用いた造影も腸管内で固まり閉塞を悪化させるため避けます。

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