一般問題
医師国家試験 第120回 問182
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35歳の女性(0妊0産)。挙児を希望して来院した。1年前に結婚してから避妊 はしておらず、1 か月に 1 回程度の性交があり、軽度の性交痛がある。初経12 歳。月経周期は30〜40日型、整、持続6日間。月経痛は認めない。基礎体温は2 相性である。身長162cm、体重55kg。内診で子宮は正常大で、両側付属器は触知 しない。血液生化学所見(月経 3 日目):LH5.2mIU/mL(基準1.8〜7.6)、FSH 8.2mIU/mL(基準5.2〜14.4)、プロラクチン〈PRL〉8.6ng/mL(基準15以下)、エ ストラジオール42pg/mL(基準25〜75)、テストステロン60ng/dL(基準30〜90)。 夫の精液検査は正常である。子宮卵管造影像(別冊No. 2A、B)を別に示す。 治療で適切でないのはどれか。

正解と解説
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正解 b
卵管形成術
内分泌学的検査は基礎体温二相性を含めて排卵が保たれていることを示し、夫の精液所見も正常です。子宮卵管造影で卵管の通過性が確認されていれば、卵管性不妊に対する卵管形成術を行う理由はなく、侵襲のみが加わるため適切ではありません。まずは性交時期の指導(タイミング法)を行い、必要に応じて人工授精や排卵誘発としてのクロミフェン療法、ゴナドトロピン療法へと段階的に進めるのが一般的な進め方です。