問174 / 400
医師国家試験 第120回 問174
一般問題
85歳の女性。傾眠状態を主訴に家族に連れられて来院した。以前は散歩もして いたが、2週間前から傾眠状態が強くなり徐々にADLが低下し、現在はほとんど 寝て過ごしている。食事と水分はかろうじて摂取できている。体重は1か月で2 kg増加した。既往歴に高血圧症、慢性腎臓病、甲状腺機能低下症があり、アンジ オテンシン変換酵素〈ACE〉阻害薬およびレボチロキシンを朝食後に服用している。 6か月前から骨粗鬆症予防のためにサプリメントとして炭酸カルシウムを1日3回 毎食後に飲み始めた。診察時の意識は清明。体温36.7°C。脈拍52/分、整。血圧 124/78 mmHg。呼吸数18/分。SpO 96%(room air)。びまん性の左右対称の甲状 腺腫を触知するが、甲状腺結節は認めない。頸部リンパ節は触知しない。心音と呼 吸音とに異常を認めない。下肢に軽度の非圧痕性浮腫を認める。四肢に麻痺を認め ない。血液所見:Hb13.9g/dL、白血球6,400、血小板21万。血液生化学所見: 総蛋白7.5g/dL、アルブミン3.9g/dL、尿素窒素18mg/dL、クレアチニン 0.8mg/dL、血糖96mg/dL、Na131mEq/L、K4.4mEq/L、Cl97mEq/L、Ca 9.8mg/dL、TSH24.4μU/mL(基準0.2〜4.0)、FT 0.5ng/dL(基準0.8〜2.2)。 CRP0.2mg/dL。 この患者の症状の原因で最も考えられるのはどれか。
AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。