本文へスキップ
Certia
一般問題

医師国家試験 第120回 問172

172 / 400

78歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。独居。外気温35°Cの中で、 自宅居室で動けなくなっているところを町内会の迎えに来た知人に発見された。居 室に設置してあるエアコンの電源は入っておらず、室内は高温であったという。意 識レベルはJCSI-2。身長158cm、体重70kg。体温37.2°C。心拍数108/分、 整。血圧96/54 mmHg。呼吸数18/分。皮膚、口腔粘膜、舌および腋窩は乾燥して いる。頸静脈の虚脱を認める。輸液とクーリングにより症状は軽快し、2日後に退 院予定となった。 退院時の指導で適切なのはどれか。

正解と解説

表示する
正解 e

「室内の気温が28°Cを超えないようにエアコンで調整しましょう」

高温環境下で脱水と循環血液量減少をきたした熱中症であり、再発予防の要は室内環境の是正と適切な水分摂取です。高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくいため、室温がおよそ28℃を超えないようエアコンで調整するよう具体的に指導することが適切です。1日5リットルの飲水は過剰で低ナトリウム血症の危険があり、高温の入浴や高強度の運動は循環に負担をかけ、扇風機の風を直接当て続けて就寝すると脱水を助長します。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。