状況設定問題
看護師国家試験 第107回 問229
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A さん(23 歳、女性)。両親との3人暮らし。A さんは大学受験に失敗して以来、 自宅に引きこもりがちになった。1年前から手洗いを繰り返すようになり、最近では 夜中も起き出して手を洗い、手の皮膚が荒れてもやめなくなった。心配した母親が付 き添って受診したところ、A さんは強迫性障害と診断された。母親は、A さんにつ いて「中学生までは成績優秀で、おとなしい子どもだった」と言う。A さんには極度 に疲労している様子がみられたことから、その日のうちに任意入院となった。 入院後、A さんは主治医と話し合い、1日の手洗いの回数を決めたが、毎日そ の回数を超えて手洗いを続けている。看護師が確認するといつも洗面所にいる。 A さんが決めた回数を超えて洗面所で手洗いを続けているときに、看護師がと る対応で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 1
手洗いを続けてしまうことについて A さんと一緒に話し合う。
強迫行為は本人も不合理と分かっていてもやめられない苦痛を伴う症状であり、責めたり制止したりするのではなく、なぜ続けてしまうのかを一緒に振り返り、対処法を共に考える関わりが治療的です。清潔であることの説明は不安の否定にしかならず、隔離は適応外で、回数を増やすことは強迫行為を強化します。