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Certia
状況設定問題

看護師国家試験 第108回 問233

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A さん(40 歳、男性、会社員)は、うつ病と診断されていた。最近、仕事がうまく いかず、大きなミスを起こし、会社に損失を与えたことから自分を責め不眠となり、 体重が減少した。ある朝、リビングの床で寝ている A さんを妻が発見し、大きな声 で呼びかけたところ、A さんは1度目を開けたが、すぐ目を閉じてしまった。ごみ 箱に、からになった薬の袋が大量に捨ててあり、机には遺書があった。救急搬送後、 意識が清明となり、身体的問題がないため精神科病院に入院となった。 入院後1か月、A さんのうつ症状は改善を認めたが、同室患者とトラブルが続 き、不眠や多弁傾向となった。また焦燥感が強く落ち着いて食事ができなくなっ た。そのため双極性障害と診断され、主治医から炭酸リチウムの内服の指示が出 た。A さんは炭酸リチウムを服用して1週後、手の震え、嘔気が出現した。 A さんの手の震え、嘔気の原因を判断するための検査で最も適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 4

薬物血中濃度検査

炭酸リチウムは有効血中濃度と中毒域が近く、手指振戦、嘔気・嘔吐、下痢、傾眠などはリチウム中毒の初期症状です。したがって血中リチウム濃度の測定によって中毒かどうかを判断することが最も適切で、定期的なモニタリングが治療上必須とされています。脱水や食塩摂取量の減少、NSAIDsや利尿薬の併用で血中濃度が上昇しやすい点にも注意が必要です。

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