状況設定問題
看護師国家試験 第108回 問231
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A さん(19 歳、男性、専門学校生)は、1人暮らし。「皆が自分を嫌っている」と言 い、昨年から学校を休学し、アパートに引きこもるようになった。先週、夜中に大声 で叫ぶ日が続いたため、アパートの管理人が両親へ連絡をした。連絡の翌日、A さ んの両親が訪ねてみると、A さんは「隣の人に嫌がらせを受けている。助けてくれ」 と叫び続けたため、両親とともに精神科病院へ行き、その日のうちに任意入院となっ た。A さんは統合失調症と診断され、抗精神病薬による治療が開始された。 入院後2か月。A さんは症状も落ち着いてきたため、退院の準備をすることに なった。A さんは看護師に「病気はすっかりよくなったのに、ずっと薬を飲まなけ ればならないのか。体がだるく、体力が落ちた気がする。朝から学校へ行けるかど うか心配だ」と話した。 A さんの退院の準備のために行う支援で優先度が高いのはどれか。
正解と解説
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正解 1
服薬心理教育
「よくなったのにずっと薬を飲まなければならないのか」という発言は服薬中断のリスクを示しており、統合失調症では服薬中断が再発の最大の要因となります。そのため薬の作用と副作用、継続の意義を本人が納得して理解できるよう支援する服薬心理教育の優先度が最も高くなります。倦怠感の訴えは薬の副作用の可能性もあり、その相談も含めて服薬に関する教育の中で扱えます。