一般問題
歯科医師国家試験 第110回 問137
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20歳の女性。咀嚼障害を主訴として来院した。外科的矯正治療を行うこととし た。初診時の口腔内写真(別冊No. 6A)とエックス線写真(別冊No. 6B)を別に示 す。セファロ分析の結果を図に示す。 顔面角 上顎突出度 FH平面に対する下顎下縁平面角 下顎角 SN平面に対する下顎枝後縁平面角 SNP角 SNA角 SNB角 ANB角 上下顎中切歯歯軸傾斜角 FH平面に対する上顎中切歯歯軸傾斜角 下顎下縁平面に対する下顎中切歯歯軸傾斜角 術前矯正治療の目標として適切なのはどれか。1つ選べ。


正解と解説
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正解 a
下顎前歯の唇側傾斜
外科的矯正治療では、術前矯正で歯性代償を除去し、骨格的な不調和を歯列に正しく反映させておく必要があります。骨格性下顎前突では下顎前歯が舌側傾斜して代償しているため、術前矯正ではこれを唇側傾斜させて脱代償を図り、手術で下顎骨を後退させた際に適正なオーバージェット・オーバーバイトが得られるようにします。術前の段階でオーバージェットの改善やAngle I級の咬合関係を得ようとすると代償が助長され、手術での骨移動量が確保できなくなります。