一般問題
歯科医師国家試験 第110回 問145
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72歳の女性。上顎左側側切歯の歯肉の異常を主訴として来院した。6か月前に 根管治療を受けたという。打診痛と根尖部歯肉圧痛を認め、プロービングデプスは 全周2mmであった。初診時の口腔内写真(別冊No. 12A)、エックス線写真(別冊 No. 12B)及び追加撮影した歯科用コーンビームCT(別冊No. 12C)を別に示す。 歯科用コーンビームCTで新たに得られた所見はどれか。2つ選べ。



正解と解説
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正解 c, d
根尖部穿孔 / 皮質骨断裂
根管治療後に打診痛と根尖部歯肉の圧痛が続き、プロービングデプスは全周正常であることから、歯周ポケットを介さない根尖部の問題が示唆されます。歯科用コーンビームCTでは、二次元のエックス線写真では重なりのため描出されなかった根尖部の穿孔(パーフォレーション)と、根尖病変による唇側皮質骨の断裂・菲薄化を三次元的に確認できます。歯根破折であればプロービングデプスの限局的な深化を伴うことが多く、この症例の所見とは合致しません。