一般問題
歯科医師国家試験 第111回 問257
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69歳の女性。口腔内からの出血を主訴として来院した。3日前、突然口腔内か らの出血を認めるようになり、その後、舌と左側頰粘膜に黒色腫瘤が生じたとい う。初診時の口腔内写真(別冊No. 28 を別に示す。血液検査の結果を表に示す。 赤血球 :349万/μL ヘモグロビン :11.8g/dL ヘマトクリット :35.9% 白血球 :5,120/μL 血小板 :29,000/μL PT :11.2秒 血清鉄 :108μg/dL 毛細血管抵抗性試験 :++ APTT :32.8秒 (基準値 25.5〜36.1秒 血漿フィブリノゲン :258mg/dL (基準値 186〜355mg/dL 血清FDP :8.3μg/mL (基準値 10μg/mL以下 診断名はどれか。1つ選べ。

正解と解説
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正解 d
特発性血小板減少性紫斑病
血小板数のみが著明に減少し、プロトロンビン時間やAPTT、フィブリノゲン、FDPは基準範囲内で凝固系の異常を認めないことから、血小板減少による出血傾向と判断されます。他に基礎疾患がないことから、免疫学的機序による特発性血小板減少性紫斑病が考えられ、口腔粘膜には血腫が黒色の腫瘤として出現します。