化学
薬剤師国家試験 第100回 問213
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80歳女性。2年前に軽度アルツハイマー型認知症と診断され、現在ドネペ ジル塩酸塩錠5mgを服用している。改訂長谷川式簡易知能評価スケールを用いて 評価した結果、ここ1年で軽度から中等度に悪化した。そこで、カンファレンスで 治療方針について話し合うことになった。 以下の各医薬品と、それらが作用する酵素あるいは受容体に対する内在性の基質 あるいはリガンドの組合せとして正しいのはどれか。2つ選べ。 医薬品 基質またはリガンド O O N
正解と解説
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正解 3, 4
・HClCH3 H NH2H3Cメマンチン塩酸塩H OHOO O H 3C CH3 / H3C ・HBr N +H3C O CH3NCH3ガランタミン臭化水素酸塩
メマンチンはNMDA受容体拮抗薬であり、その内在性リガンドは興奮性アミノ酸のグルタミン酸であるため組合せ3は正しく、ガランタミンはアセチルコリンエステラーゼ阻害薬であり基質は神経伝達物質アセチルコリンであるため組合せ4も正しい。ドネペジルも同じ酵素を標的とするため基質はアセチルコリンでなければならず、異なる基質を示す選択肢1は誤りである。