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Certia
化学

薬剤師国家試験 第101回 問209

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72歳男性。いつもは 21時頃に床に入り、夜間に1〜2回トイレに起きる ことはあるが、眠れていた。1週間前より寝つきが悪くなり、内科を受診した。以 下の処方箋が出され、保険薬局に持参した。併用薬はなく、肝機能、腎機能に異常 はない。この薬剤を服用するのは初めてである。 (処方) ゾルピデム酒石酸塩錠5mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝前 7日分 ゾルピデム酒石酸塩に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ア N CH3 H OH N C O2H H3C イ ・ HO2C O H OH N 2 H3C CH3 ゾルピデム酒石酸塩

正解と解説

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正解 2, 5

破線で囲んだ環は芳香族性をもつ。 / この酒石酸は(2R,3R)の立体配置を有する。

ゾルピデムはイミダゾ[1,2-a]ピリジン骨格を持つ非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬であり、この縮合環はπ電子が非局在化した芳香族性を有する複素環である。医薬品として用いられる酒石酸は天然に存在するL-(+)体であり、その絶対配置は(2R,3R)であることが知られている。酒石酸は不斉炭素を2つ持つ化合物であり、立体異性体は(2R,3R)体・(2S,3S)体・メソ体の3種類のみが存在し4種類ではないため、4は誤りである。

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