生物
薬剤師国家試験 第101回 問217
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55歳女性。身長 160cm、体重 70kg。起床時右手が思うように動かなく なり、救急外来を受診した。CT 検査にてアテローム血栓性脳 塞と診断され、入 院にて急性期治療を受けた。この患者の血液検査データは以下の通りである。ま た、医師は重篤な腎障害があると判断した。 クレアチニンクリアランス 20mL/min、BUN40mg/dL、ALT 7.1U/L、 AST 12.5U/L、γ-GTP10.0U/L、血小板数 20× 104/μL 脳 塞の発症には血小板凝集反応が関与するものがある。この反応に関する記述 のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 5
活性化された血小板どうしは、フィブリノーゲンを介して結合する。 / ADP(アデノシン 5ʼ-二リン酸)は、活性化された血小板から放出され、血小板凝集を促進する。
活性化血小板は膜表面の糖タンパク質GPIIb/IIIa受容体を介し、血漿中のフィブリノーゲンを架橋分子として互いに結合し凝集塊を形成する。活性化血小板から放出されるADPはさらに血小板を活性化し凝集を促進する。トロンボキサンA2は血管内皮細胞ではなく活性化血小板自身が産生し凝集を促進する物質であり、プロスタグランジンI2(プロスタサイクリン)は内皮細胞由来で凝集を抑制する点が本肢の記述とは逆である。