薬剤師国家試験 第101回 問304
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64歳男性。BMI28.5。糖尿病で近医に通院中であった。全身倦怠感を訴 え、浮腫も認められたため精査目的で入院となった。入院時の持参薬と検査データ は以下の通りである。 (持参薬) グリメピリド錠1mg 1回2錠(1日 1回) 朝食後 ロサルタンK錠 50mg 1回1錠(1日 1回) 朝食後 メトホルミン塩酸塩錠 250mg 1回2錠(1日3回) 朝昼夕食後 プラバスタチン Na錠 10mg 1回1錠(1日 1回) 夕食後 (検査データ) BUN49.8mg/dL、血清クレアチニン4.38mg/dL、血圧152/93mmHg、Hb8.5g/dL、 Alb2.7g/dL、Na140mEq/L、K4.9mEq/L、空腹時血糖 224mg/dL、 HbA1c7.1%、低密度リポタンパク質コレステロール(LDL-C)99mg/dL、 高密度リポタンパク質コレステロール(HDL-C)48mg/dL、トリグリセリド(TG) 120mg/dL、尿タンパク(3+) 病棟の担当薬剤師は、入院直後にこの患者と面談し、持参薬と服薬状況を確認し た。薬の飲み残しが多かったため、薬剤師が治療についての考えを聴いたところ、 次のような発言があった。 「ちゃんとやらなければならないことは分かっていますし、自分なりにやろうと努 めていますが、なかなか実践できません。」 この発言から、男性は、行動変容ステージモデルのどの段階にあると考えられる か。適切なのを1つ選べ。
正解と解説
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準備期
行動変容ステージモデルにおいて、必要性は理解しつつも実行できていない状態は「準備期」に相当し、本人の発言のように具体的な行動化には至っていないが取り組もうとする意欲がみられる段階である。無関心期・関心期はまだ行動変容の必要性を認識していない段階、実行期・維持期は既に行動が実践できている段階を指すため本症例には当てはまらない。