病態・薬物治療
薬剤師国家試験 第101回 問295
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61歳女性。閉経している。針生検病理診断の結果、ER(エストロゲンレ セプター)陽性、PR(プロゲステロンレセプター)陽性、HER2陰性の浸潤性乳 管がんと診断され、乳房温存手術が施行された。術後の放射線療法に加え、薬物療 法が開始された。 術後2年経過時に、高カルシウム血症や脊髄圧迫症候など骨転移にともなう合併 症状が現れた。 骨転移や、その合併症状に対して用いられる薬剤はどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 4
ゾレドロン酸水和物 / デノスマブ
骨転移による高カルシウム血症や病的骨折・脊髄圧迫などの骨関連事象には、破骨細胞による骨吸収を抑制するビスホスホネート製剤のゾレドロン酸水和物と、RANKL阻害抗体のデノスマブが用いられる。オマリズマブは気管支喘息治療薬、メナテトレノンは骨粗鬆症治療のビタミンK2製剤、ラロキシフェンは骨粗鬆症治療のSERMであり、いずれも骨転移合併症の治療目的には用いない。