法規・制度・倫理
薬剤師国家試験 第101回 問309
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62歳男性。切除不能の再発直腸がんに対して、カペシタビンとオキサリプ ラチン併用化学療法を開始することになった。外来化学療法室の薬剤師は、男性に は循環器内科の受診歴があり、以下の薬剤を服用中であることを確認した。 メチルジゴキシン錠 0.1mg 1回1錠(1日 1回) 朝食後 ワルファリンK錠 1mg 1回2錠(1日 1回) 朝食後 カンデサルタン錠 4mg 1回1錠(1日 1回) 朝食後 カペシタビンは添付文書に休薬期間を設けるように記載されているが、休薬期間 を設けない処方がなされた。薬剤師が疑義照会をせずに、そのまま調剤をしたた め、患者に健康被害が生じた。薬剤師が問われる可能性のある法的責任として 誤っているのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 5
医療法に基づく罰金刑
薬剤師が疑義照会義務を怠り患者に健康被害を生じさせた場合、民法上の不法行為責任や刑法上の業務上過失傷害罪、薬剤師法に基づく業務停止・戒告などの行政処分の対象となり得るが、医療法は医療機関の開設・管理に関する法律であり、薬剤師個人の調剤過誤に対して罰金刑を直接科す規定ではないため誤りである。