化学
薬剤師国家試験 第103回 問215
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54 歳女性。再発転移性乳がんに対する化学療法としてドセタキセル・シク ロホスファミド療法( 4 コース)を外来通院で行っている。 2 コース目で手指のし びれと痛みを訴えたため、牛車腎気丸エキス顆粒とブシ末の処方が追加された。 (追加処方) 牛車腎気丸エキス顆粒 1 回 2.5 g( 1 日 7.5 g) ブシ末 1 回 0.5 g( 1 日 1.5 g) 1 日 3 回 朝昼夕食前 14 日分 前問において副作用の主な原因となる生薬は、日本薬局方に収載されている。こ の生薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 4
加工調製法が異なると総アルカロイド含量の規格値も異なる。 / 純度試験としてブシジエステルアルカロイド含量の上限値が設定されている。16
ブシはキンポウゲ科ハナトリカブトまたはオクトリカブトの塊根を基原とする生薬で、加工調製(修治)法によって毒性の強いジエステルアルカロイドの含量が変化するため、加工方法により総アルカロイド含量の規格値も異なって設定されている。日本薬局方ではブシの純度試験としてジエステルアルカロイド含量の上限値が規定されている。誤りとなる選択肢について、ブシの基原部位は葉ではなく塊根であり、加工調製によりジエステルアルカロイド含量はむしろ減少する方向に働く。