実務
薬剤師国家試験 第104回 問281
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80 歳女性。老人福祉施設に入所中に仙骨部に褥瘡を認めた。経過を観察し ていたが、改善しなかったため、褥瘡の治療目的で入院となった。入院当初、創部 は滲出液が多く、黒色の壊死組織を伴っていた。 2 週間後の褥瘡対策チームによる回診で、患者の創部に壊死組織はほとんど見ら れず、滲出液の減少、赤色期の肉芽形成の開始が確認された。褥瘡対策チームの薬 剤師は、今後の治療で必要な外用剤の提案を求められた。推奨する薬剤として適切 なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 5
トレチノイン トコフェリル軟膏 / アルプロスタジル アルファデクス軟膏32
壊死組織が減少し赤色肉芽形成期に入った創傷には、肉芽形成や血管新生を促進する作用を持つトレチノイントコフェリル軟膏やアルプロスタジルアルファデクス軟膏が適しており、いずれも創傷治癒の促進を目的として用いられる。ヨードホルムガーゼや酵素製剤(ブロメライン軟膏等)は壊死組織除去を目的とした初期段階向けの製剤であり、肉芽形成期には適さない。