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Certia
実務

薬剤師国家試験 第104回 問287

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82 歳女性。以前より意識清明であったが、記銘力の低下を指摘されてい た。今回、トイレに行こうとして転倒し、大腿骨骨折のため整形外科に入院した。 入院中に認知機能の低下、パーキンソニズム、レム睡眠行動障害が現れたほか、 PET にて後頭葉の血流低下を認め、アルツハイマー型以外の認知症が強く疑わ れ、ドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠による治療が開始された。 ドネペジル製剤の医薬品リスク管理計画書(RMP)の概要から、下記のような 「重要な特定されたリスク」が確認できた。これらの回避のために、薬剤師の対応 として適切なのはどれか。2つ選べ。 安全性検討事項 【重要な特定されたリスク】 徐脈、心ブロック、洞不全症候群、洞停止、QT 延長、 心室頻拍(torsades de pointes を含む)、心室細動、失神 消化性潰瘍、十二指腸潰瘍穿孔、消化管出血 消化器症状(食欲減退、悪心、嘔吐、下痢等) パーキンソニズム 心筋梗塞、心不全 肝炎、肝機能障害、黄疸 脳性発作、脳出血、脳血管障害 悪性症候群 横紋筋融解症 呼吸困難 急性膵炎 急性腎不全 血小板減少

正解と解説

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正解 1, 5

心機能のモニタリングの必要性を医師に伝える。 / 血小板減少の早期発見のため、出血などに注意することを医療従事者間で情報共有する。2

ドネペジルはコリンエステラーゼ阻害作用によりコリン作動性の副作用として徐脈や心ブロックなどの心毒性リスクがあるため、投与開始後は心電図や脈拍などの心機能モニタリングの必要性を医師に伝えることが重要である。また血小板減少という重要な特定されたリスクがあるため、出血傾向の早期発見に向けて医療従事者間で情報共有を行う必要がある。

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