薬剤
薬剤師国家試験 第104回 問283
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66 歳男性。身長 168 cm、体重 51 kg。胃がんによる胃全摘術後に中心静脈 栄養法を実施している。糖尿病の既往があり、血糖値上昇が見られたため、インス リンを投与することになった。輸液セットは感染予防のためフィルターを組み込ん だ閉鎖回路としている。医師より「インスリン ヒト(遺伝子組換え)注射液 100 単位/mL を生理食塩液で希釈して 50 単位分調製し、投与する」よう指示があっ た。看護師から調製したインスリン注射液の投与法について質問があったため、薬 剤師は、以下の模式図を書いて説明を行った。 輸液バッグ A 輸液セット 輸液フィルター B 患者へ 33 前問の投与法を選択した理由に最も深く関係する事象はどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 2
輸液フィルターへのインスリンの吸着
インスリンは輸液フィルターの膜素材に吸着されやすい性質があり、フィルター通過前のA点から投与すると吸着によって実際に患者へ到達する投与量が減少し血糖コントロールに影響するため、フィルターを通過した後のB点から投与する必要がある。