実務
薬剤師国家試験 第104回 問272
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36 歳男性。10 年前に双極性障害の診断を受け、処方 1 による治療を行っ ている。 (処方 1 ) 炭酸リチウム錠 200 mg 1 回 3 錠( 1 日 3 錠) 1 日 1 回 就寝前 28 日分 患者は、10 日前に腰痛により自宅近くの整形外科を受診し、処方 2 の薬剤の服 用を開始した。 (処方 2 ) ロキソプロフェン Na 錠 60 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 14 日分 2 日前より下痢や嘔吐が出現し、今朝、ふらつきと発語困難を生じたため、緊急 搬送された。リチウムの血清中濃度は、2.2 mEq/L(血中濃度 1.8 mEq/L に相 当)と測定された。薬剤師が残薬を確認したところ、指示どおりの服薬状況であっ た。 この患者への対応において、薬剤師が行うべき提案のうち、適切なのはどれか。 2つ選べ。
正解と解説
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正解 2, 3
D−マンニトール注射液の投与 / 補液の投与
高浸透圧利尿薬のD-マンニトールや十分な補液による強制利尿は、腎からのリチウム排泄を促進し血中リチウム濃度を低下させる有効な対応である。球形吸着炭やアセチルシステインは消化管内の薬物吸着や特定の中毒(アセトアミノフェン中毒等)に用いるものであり、既に吸収されたリチウムの中毒には無効であるため不適切である。