実務
薬剤師国家試験 第104回 問289
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15 歳女性。下痢、腹痛が続くため 2 ヶ月前に病院を受診し、検査した結 果、潰瘍性大腸炎と診断された。現在は以下の処方で治療されている。なお、母親 は B 型肝炎のキャリアである。 (処方 1 ) メサラジン腸溶錠 400 mg 1 回 6 錠( 1 日 6 錠) 1 日 1 回 朝食後 7 日分 (処方 2 ) 酪酸菌(宮入菌)錠 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 7 日分 その後、症状が増悪したため、入院してインフリキシマブ(遺伝子組換え)点滴 静注用を 1 回投与量として体重 1 kg 当たり 5 mg 投与することになり、予め治療 チームで話合いをすることになった。薬剤師が他職種に提供する情報として、適切 なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 2, 3
治療中は麻疹ワクチンの接種を避けること。 / 胸部レントゲン検査を行い結核感染の有無を確認すること。
インフリキシマブは抗TNF-α抗体製剤であり、免疫抑制作用によって結核が顕在化・増悪するリスクがあるため、投与前に胸部レントゲン検査などで結核感染の有無を確認することが必須である。また免疫抑制状態では生ワクチンによる発症のリスクが高まるため、麻疹ワクチンなどの生ワクチン接種は治療中避けるべきである。