衛生
薬剤師国家試験 第105回 問125
125 / 345
我が国における遺伝子組換え食品の取扱いに関する記述のうち、正しいのはど れか。2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 1, 2
遺伝子組換え大豆を原材料として製造した醤油や大豆油は、挿入遺伝子及びその遺伝子産物が検出されなければ、遺伝子組換え食品としての表示義務はない。 / 安全性の評価には、挿入遺伝子の遺伝子産物によるアレルギー誘発性に関する知見が必要である。
遺伝子組換え大豆を原料としても、醤油や大豆油のように加工工程で組換えDNAや組換えタンパク質が検出されない食品には表示義務が課されないため選択肢1は正しい。安全性審査では挿入遺伝子産物が既知のアレルゲンと構造的に類似していないかなど、アレルギー誘発性に関する知見の評価が求められるため選択肢2も正しい。我が国では安全性が確認された遺伝子組換え農作物の商業栽培は認められており、輸出国での審査結果によらず日本国内でも安全性審査を受ける必要があり、分別生産流通管理された非遺伝子組換え農産物への「遺伝子組換えではない」表示は義務ではなく任意表示であるため、選択肢3~5は誤りである。