薬理
薬剤師国家試験 第106回 問256
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24 歳女性。身長 156 cm、体重 40 kg。以前より労作性の息切れを自覚して いた。出産後に血圧低下、呼吸状態の悪化を来し、スクリーニングの結果、肺高血 圧症と診断を受け、以下の処方で治療を開始した。 (処方) フロセミド錠 20 mg 1 回 1 錠( 1 日1 錠) エプレレノン錠 50 mg 1 回 1 錠( 1 日1 錠) タダラフィル錠 20 mg 1 回 2 錠( 1 日2 錠) 1 日 1 回 朝食後 7 日分 ボセンタン錠 62.5 mg 1 回 2 錠( 1 日4 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 7 日分 点滴静注 エポプロステノール静注用 1.5 mg (1.5 mg/バイアル 3 本)4.5 mg 生理食塩液 300 mL 流速 3 mL/h で持続投与 薬物の作用機序に関する以下の記述のうち、処方薬のいずれにも該当しないのは どれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 3
エンドセリン ET 受容体を選択的に遮断し、エンドセリン–1 による血管収縮Aを抑制する。
ボセンタンはエンドセリンETA受容体とETB受容体の両方を非選択的に遮断する薬物であり、選択肢3の「ETA受容体を選択的に遮断する」という記述は実際の機序と一致しない。他の選択肢はタダラフィル(PDE5阻害)、エプレレノン(アルドステロン受容体遮断)、エポプロステノール(IP受容体刺激)、フロセミド(Na-K-2Cl共輸送系阻害)にそれぞれ対応する。