貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること
貸金業務取扱主任者 第20回 (2025年度) 問29
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Aは、B所有の甲土地を売却する旨の売買契約を締結しようとしている。この場合に関する次の①~④の記述のうち、民法上、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
正解と解説
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正解 3
Aは、何らの代理権も付与されていないのに、Bの代理人として、Eとの間で甲土地の売買契約を締結した。この場合において、Eは、当該契約締結時に、当該契約を締結することにつきAに代理権がないことを知らなかったときは、Bが追認をしない間は、当該契約を取り消すことができる。
無権代理行為の相手方は、本人が追認しない間は契約を取り消すことができますが、契約時に代理権がないことを知っていた場合は取り消せません(民法115条)。したがって記述3が適切です。Eは代理権がないことを知らなかったので取消権を行使できます。1は、顕名がなくても相手方が本人のためにする意思を知り、または知ることができたときは本人に効果が帰属するため不適切です。2は、代理権消滅後の表見代理が成立するには相手方が善意かつ無過失であることを要するため不適切です。4は、双方代理は本人があらかじめ許諾した場合等を除き無権代理行為とみなされるため不適切です。