午前 第10問 / 70
司法書士試験 (多肢択一式) 2020年度 午前 第10問
民法
A,B及びCが各3分の1の持分の割合で甲土地を共有している場合の法律関係に関 する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1から5までのうち,どれか。 ア 甲土地につき,無権利のDが自己名義への所有権の移転の登記をした場合には,A は,単独で,Dに対し,その所有権の移転の登記の抹消登記手続を求めることができ る。 イ Cが自己の持分をEに譲渡したが,その旨の登記がされず,A及びBがEの持分の 取得を争っている場合において,Eが甲土地につき共有物分割の訴えを提起したとき は,裁判所は,共有者がA,B及びEであることを認定して共有物の分割を命ずるこ とができる。 ウ Aが自己の持分を放棄した場合には,その持分は国庫に帰属する。 エ Aが死亡し,F及びGが相続をした場合には,B及びCは,Aの遺産についての遺 産分割がされる前であっても,F及びGに対して共有物分割の訴えを提起することが できる。 オ AがB及びCに無断で甲土地を占有している場合には,Bは,Aに対し,自己に甲 土地を明け渡すように求めることができる。
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