商法(会社法)
司法書士試験 (多肢択一式) 2021年度 午前 第29問
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新株予約権に関する次の1から5までの記述のうち,正しいものは,どれか。
正解と解説
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正解 3
譲渡制限新株予約権の新株予約権者が,その有する譲渡制限新株予約権を他人に譲り渡すことについて,その株式会社に対し,当該他人が当該譲渡制限新株予約権を取得することについて承認するか否かの決定をすることを請求する場合において,当該株式会社が当該承認をしない旨の決定をするときであっても,当該新株予約権者は,当該株式会社に対し,当該株式会社又は指定買取人が当該譲渡制限新株予約権を買い取ることを請求することはできない。
3が正しく、譲渡制限新株予約権については譲渡制限株式と異なり、会社が承認しない旨の決定をした場合に会社又は指定買取人による買取りを請求する制度は設けられていない。1は自己新株予約権を取得しても当然には消滅せず消却の手続を要するため誤り、2は募集新株予約権の割当てを受けた申込者は払込期日ではなく割当日に新株予約権者となるため誤り。4は募集新株予約権の発行の差止めは株主が会社に対して請求できるものであり、訴えの提起という形式によるものではなく新株予約権者に請求権が認められるものでもないため誤り、5は新株予約権の払込みに代えて金銭以外の財産を給付する場合について検査役の選任申立てを義務付ける規定はないため誤りである。